こんにちは。まるみです。

発達障がい(ASD,ADHD,LD)の息子と、ダウン症の娘を育てる発達凸凹キッズのママです。

前回は「叱る前に見る3つの視点」をお話ししました。今回はその中の②「見通しが持てていたか」を、もう少し深掘りします。「じゃあ、どうやって見通しをつけたらいいの?」というお話です。

朝の支度。「テレビはあと1回で終わりね」「あとで着替えようね」。
約束したはずなのに、いざ時間になると「まだ見る!」と大荒れ。
しかも時計は読めるのに、なぜか「あとで」だけ通じない。

「なんで分かってくれないの…」

こんなこと思ったことはありませんか?
あなただけではありません。私も、毎朝これでへとへとになっていました。

でも、これはわがままでも、しつけが足りないわけでもありません。
「いつ・なにが・どの順番で起きるか」が見えず、不安になっているサインなんです。

見通しのカギは「あとで」を目に見える形に変えること

時間は、目に見えないもの。

目に見えないものを頭の中で思い描くのが苦手な子は、「あとで」がどれくらい先なのかつかめず、不安になってしまいます。
だから見通しは、わがままを抑えるためではなく、安心して動くための土台です。
国立障害者リハビリテーションセンターでも、見えない情報を「見える化」して環境を整えることが、発達障害支援の基本として紹介されています。

今日からできる解決策3つ

解決策① 「あとで」を「見える形」に置き換える

「あとで遊ぼうね」の代わりに、絵カードやスケジュールボードで
「①ごはん → ②おふろ → ③遊ぶ」と並べて見せます。
順番が見えると「この次はこれ」と安心できます。
視覚的な支援で見通しが立ち、不安や切り替えの負担が減ることは、研究でも報告されています。

解決策② 「あとで」を“区切り”に変える

「あとで」→「この番組が終わったら」と、目に見える出来事を区切りにします。
時間の長さを伝えるのが難しいときは、タイムタイマーで残り時間を色で見せるのが効果的。
ただし「時間を守らせる道具」ではなく、自分で切り替える力を育てるサポートとして使うのがコツです。

解決策③ 先に予告して、選ばせる

切り替えの前に「もうすぐ終わりだよ」と事前に予告しておきます(プリコレクション)。さらに「おふろと片づけ、どっちからにする?」と選べるようにします。
やらされ感が減り、「自分で決めた」という感覚が生まれます。
事前予告や選択の提供が、切り替え場面の問題行動を減らすことは、研究でも示されています。

原因に気付くと、関わり方は変わる

見通しは、子どもを動かすためではなく、子どもが安心するために渡すもの。
困った行動は、どこを整えればいいかを教えてくれるヒントです。

今日できること(できそうなものをひとつでOK)

  • 少なくともひとつ、絵や言葉で「見える化」する
  • 「あとで」を「〇〇が終わったら」に変える
  • 切り替えの前に、予告+選ばせる

次回は、3つの視点の③「要求が今の状態に合っていたか」についてお話しします。

無理に正そうとしなくて大丈夫。
あなたとお子さんのペースで、また読みに来てくださいね。

ではでは、今日も”感謝と笑顔”で生きる!
まるみでした!